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おうち、てらす

産後の体と心を整える、その先に

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◆社会復帰のリハビリ

 

−バランスボールで体力をつけるって半信半疑だったんですが、なめてました…。明日は筋肉痛だなと確信しています(※後日談:3日後にきました)。

 

割と楽そうに見えるんですけど、結構きついんですよね。全4回のレッスンでは、「産後の体と心を整えること」と「仲間づくり」の2つを目的にしています。

 

出産でダメージを受けた体にプラスして、夜中も授乳があったり、肩こりや腰痛も伴っていたり、それで動くことをセーブしていくとさらにどんどん体力が落ちていきます。でも赤ちゃんは成長して体重も増えるし、動くようになるし、より体力が必要になっていきます。体が弱ったままだと、子育てもしんどく感じてしまう。だから、産後はまず健全な子育てをしていくための体力をつけることが大切です。

 

−仲間づくりっていうのは?

 

赤ちゃんを連れておでかけすると「寝返り上手ですね」とか赤ちゃんが話題の中にのぼることがほとんどで。それはそれでいいことなんですが、親同士の名前や職業や趣味なんかは実は知らなくて、その距離感にわたしは物足りなさを感じていました。

 

自分を主語にして対話を重ねたマドレボニータで出会った女性たちとは、子育てに限らず、自分の仕事のこともよく相談したりします。

赤ちゃんと2人きりの時間が長く、大人とのコミュニケーションの時間が圧倒的に減る産後に、この時間はすごく貴重だなとわたし自身感じました。

 

ー今日のシェアリングのとき、メモを取っていて手が離せない他の参加者の赤ちゃんを、ペアの方が自然に抱っこしていて、そういう関係ができあがっているのがすごくいいなと思いました。

 

そうなんです! 気軽に助け合える関係っていいですよね。4回を通してお互いのことをも知り合って関係性が深まっていきます。この教室を卒業しても、困った時は「助けてー」と気軽に言える、そんな繋がりがここでつくれたらいいなあと思います。

 

◆我慢しなくていい、頼り合っていい

 

−これから、どんな未来にしたいですか。

 

子どもができても、母としてだけではなく「一人の女性としての自分の人生も大切にしよう」と思える社会であってほしいと思います。そのためにも私もそうだったのですが、こどもができたら母としての役割を全うし、自分のことは全て我慢。という考えから解放されてほしい。周りを頼りつつ、委ねつつ、お節介し合って、子育てできるような社会っていいですよね。

 

−いいですね。すごく、共感します。

 

とか言いながら、わたしもまだ我慢したり、逆にわがままになりすぎたり、夫とぶつかることももちろんあります。だから自分でも「どうありたいか」考えながら、夫とも対話を欠かかすことなくパートナーシップを築いていきたい。「我慢しなくていいんだ、頼り合っていいんだ」っていうことを体現していきたいです。

 

ー最近、わたしの周りで妊娠・出産の報告が相次いでいて、マドレボニータのことを教えてあげたいと思っているのですが、それ以外にどんな「お節介」をされると嬉しいものでしょうか?

 

「抱っこさせて」とか、「おむつ替えさせて」とか、お母さんの手が空く時間を作ってあげると喜ばれると思います。

 

マドレボニータでは「産褥ヘルプ」という取り組みをしています。これは出産祝いに高価な祝い品を贈る代わりに、時間と手で家事や赤ちゃんのお世話をお手伝いをプレゼントするというコンセプトです。

出産直後って、「落ち着くまではそっとしてあげよう」って思いません? だけど、産後こそ本当に人と会わないし、パートナーは仕事に出ちゃう。私もそうでしたがアパートの一室で赤ちゃんと二人きりなんてことも多いです。「ちょっと2時間だけ一緒にご飯食べよう」ってお惣菜持って来てくれて話し相手になったり、慣れない手でもおむつ替えとかやってもらえると、手が空くし、すごく嬉しいんじゃないでしょうか。

これが出産祝いのスタンダードになれば、母が孤独にならず、社会とつながる時間が増えていくんじゃないかなって思います。

 

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ゆりさんの教室情報は、ブログで随時更新中です。ぜひ覗いてみてください!

 

撮影:しんさん

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