気長にゆっくり、ゆるゆると

ーお互いに良い刺激を与え合っているっていいですね。

 

ママに「そのままでいいんだよ」って言ってあげたいんですけど、わたし自身もまだ十分にそう思えていない面がある、まずは自分自身を肯定してからだと常に内省をしています。わたしのままでいいんだ、って。

 

ーママも、もえかさんがそうやって葛藤しながらも接してくれていることを感じていて、その完璧じゃなさに安心感を覚えているんじゃないでしょうか。

 

素は出していますね、結構抜けていたりするので。ママによって性格も違うので、わたし以外にも多様な人に関わっていただいて、ママにとってのつながりや依存先がたくさんできることが理想的だなと思っています。

 

ーわたしもそう思います!

 

ママの未来を考えたときに、わたしだけしか関わっていないと、わたしの思い込みだけで方向性を示してしまうリスクがありますから。いろんな角度からママを見ることが大事ですよね。

 

▼ママのリクエストで和風パスタ&サラダづくり1705_1▼パンケーキをデコレーションし、誰が可愛いか競い合う会1705_3

ー劇的な変化が見えにくい取り組みの中で、もえかさんが嬉しいと感じるのってどんな瞬間ですか?

 

ママたちが大好きなので、基本会えるだけで嬉しいんですけど、ある人がママに「もえかさんはどんな存在?」って聞いてくれたことがあって。「何かあった時に相談できるような頼りにできる存在…ではなく、日常の中でふらっと会える存在」って。当初目指していたお姉ちゃんには程遠いかもしれませんが、近い存在になれたんだなって嬉しかったです。照れちゃいますよね。お姉ちゃんじゃなくてもいいか、自分らしくあればいいかと改めて思えました。

 

ー等身大のもえかさん、すごくいいと思います!

 

この活動を通して、わたし自身の他の関係性もちょっとずつ変わってきました。親と、腹を割って話そうって思えるようになったんです。今までは「どうせ変わらない」って思っていたけれど、それもただのわたしの思い込みだった。一番大好きな人だからこそ、やっぱりその人に聞いて欲しかったんだなって気がつきました。父親とがっつり話して、関係が良くなってきたように思います。

 

ーもえかさんが実現したいのは、どんな未来ですか?

 

「ママが自分らしくいきいきと人生を歩める社会」です。ママが自分の人生を楽しむことが、めぐりめぐって子どもにも伝わることがあると思っています。だから、ママが好きで得意なことを、小さなことからチャレンジしていけるようにサポートしていきたいです。その先に就労や資格などの未来に繋がっていくかと。焦りはあるけれど、気長にゆっくり、ゆるゆると。ママの多様性に合わせて、わたしたちのサポート体制を整備していきたいです。ママにとって、血が繋がらなくとも親戚のような存在がたくさんできたら、自分を応援してくれる存在を感じられると思います。

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等身大で、10代ママたちと向き合い続けるもえかさん。その姿に、未来への確かな希望を感じるのでした。
もえかさん、ありがとうございました!

 

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